週末に伊東で開催された「第30回伊東温泉めちゃくちゃ市」。全国各地から大勢の人がやってくる名物イベントですが、じつはまだ1度も参加したことがなく、今年こそはとスケジュールを組んで意気揚々と会場へと向かいました。
行ってきたのは2日あるうちの初日で、9:00~16:00となっているから昼過ぎに到着すればいいのかなと思っていたら、これが大失敗でした。何が失敗だったのかも含めてレポートしていこうと思いますので、来年以降参加されるという方はぜひ参考にしてください。
すでに売り切れの札が……
まずはどんな失敗をしたのかを書いておきましょう。会場に到着したのは14時くらい。何度もめちゃくちゃ市に来ている人ならそれだけでわかると思います。はい、もういくつものお店で「売り切れ」の札が出ていて、すでに人のいないテントもチラホラ。
そうなんです。めちゃくちゃ市を全力で楽しみたいなら、開場時間である9時に行っておく必要があります。そうしないと人気の商品から売れてしまうので、そもそも何を売っていたのかすらわからなくなってしまいます。
伊東や伊豆高原に宿泊して、チェックアウトしてからめちゃくちゃ市に行くという人も多いかと思いますが、少なくとも9時前にはチェックアウトを済ませてイベント会場へと向かいましょう。そうでないと残念なことになります。
もっとも何もないという状態ではなく、品薄になっているだけですので遅い時間にやってきても楽しめます。後で書きますが遅い時間になるとビンゴ大会にも参加でき、豪華景品をもらえるチャンスもあります。大事なのはタイムスケジュールを確認して、目的に合わせて来場するということです。
伊東の特産品が大集合!ランチはここでOK
めちゃくちゃ市といえば干物をイメージする人も多いかもしれませんが、それはめちゃくちゃ市の一部でしかありません。遅い時間に到着したのもありますが、目につくのは柑橘類などの伊東の特産品の数々。
「こんなものもあるの?」という初見のフードもあったり、定番のお土産品もあったりと、何でもありの状態なので、いろいろ欲しくなってしまいます。特色のあるビールやコーヒーなども販売されているので、ここでランチにすることもできますし、おやつタイムにもぴったり。
ただし、開場はそれほど広くなく、なおかつベンチや椅子の数も限られています。さらには上空を無数の鳶が飛んでいるのもあって、座る場所を確保できない場合には、ちょっと慌ただしく食べることになります。
個人的に気に入ったのは、いとうナゲットさんの「鯖いとうナゲット」。業務が残っていたのでビールを飲むことができませんでしたが、「鯖いとうナゲット」とビールの組み合わせがあれば、間違いなく幸せになれる一品です。
こういう発見があるのもめちゃくちゃ市の魅力ですね。伊東で仕事をしていても、知っているようで知らないものがたくさんあります。しかもめちゃくちゃ市には周辺の自治体や姉妹都市、友好都市からの出店もあります。
ビンゴ大会は絶対に参加すべし
遅い時間に到着して残念な気持ちもありましたが、この時間に到着したのはもちろん理由があります。それは14時45分からビンゴ大会が開催されるということ。ビンゴ大会では伊勢海老や宿泊券など豪華景品が用意されています。
ただビンゴ大会に参加するにはビンゴカードをもらっておく必要があります。カードの配布は14時30分頃。今回は400枚用意されていたので、会場にいるほとんどの人がビンゴカードを手にしたのではないかと思います。
400枚のビンゴカードに対して景品は9個。なかなかの倍率ですが、1個ずつの景品がかなり豪華なので参加する価値はあります。むしろめちゃくちゃ市に行って、ビンゴ大会に参加しないのはもったいない。なんせ無料で参加できるわけですから。
結果は言うまでもなく……なんですが、みんなでイベントをしているという感覚が久しぶりで楽しい時間を過ごすことができました。
伊東や伊豆の魅力がギュッと詰まったイベント
初めてのめちゃくちゃ市でしたが、思っていた以上に楽しめました。都会のイベントのように広い会場に何万人も集まるわけではありませんが、地元の人たちに愛されていることがよくわかりますし、新しい発見がいくつもあります。
財布に優しいというのもめちゃくちゃ市の魅力です。干物も「こんなにも安いの?」となるものがありますし、地元グルメもリーズナブル。それでいて伊東や伊豆の魅力がギュッと詰まっているので、満足度はかなり高いイベントとなっています。
イベント会場は東海館のすぐ近くなので、朝早くイベント会場に行き、しばらくイベントを楽しんでから、土日限定のお風呂に入るのもいいかもしれません。そして14時すぎに時間へ会場に戻ってくればビンゴ大会も参加できます。
もちろんビンゴ大会以外にもいろいろと楽しめるステージとなっています。気になっていたけどまだ行ったことがないという人や、観光で来てたまたまめちゃくちゃ市を知ったという人は、ぜひお腹をすかせて会場で伊東や伊豆の魅力を満喫しにきてください。