寒桜が見頃を向かえたということで、いずこ編集部スタッフがニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンまで行ってきました。伊豆高原で仕事をするようになって2年が経過するのですが、実はニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンに入場するのは初めて。
正直なところ入園料の1,500円を「高い……」なんて思っていました。でも、ちょっとびっくりするような風景がそこにあって、伊豆高原や城ヶ崎海岸のイメージが大きく変わりました。そんなニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンについてのレポートです。
入場して5秒で息を呑むような風景がお出迎え
城ヶ崎海岸は何度も訪れていて、ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンもその存在は知っていました。でもランプにも花にもそんなに興味がなかったので、きっと入園することはないんだろうなと思っていました。
だからそんなに期待していなかったのですが、券売所でチケットを購入して園内に入って5秒で、これまでここに来なかったことを後悔しました。目の前に広がる風景は、自分の知っている城ヶ崎海岸のものとはまったく違い、視界を遮ることなく海が広がっていました。
入園した時間がお昼前ということで、海に太陽の光が反射しており、さらに青空が広がっているなど好条件が重なっていたのもありますが、その雄大さに圧倒されました。この景色はニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンに入った人だけの特権です。
そして園内のあちこちに、おそらくあと数日で満開を向かえるであろう寒桜が咲いています。もうこの時点でワクワクが止まりません。こんな素敵な場所が伊豆高原にあるだなんて、なんでもっと早く気づかなかったのでしょう。
圧巻のティファニー製ランプ
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンの魅力は花や風景だけではありません。いくつものティファニーランプが展示されていて、一つひとつの美しさに見惚れてしまいますし、これだけ揃っていると圧巻です。
よくこれだけのランプやステンドグラスを集めたものだと感心しつつ、ここにしかない美しい世界観にゆっくりと浸っていくのがわかります。ランプなんて興味がないと思っていましたが、知識がなくても見ているだけで満たされます。
でも自分で揃えるなんてことはなく。こういうものは合う家とそうでない家があって、出口のショップでもう少し小さいサイズのランプもあったのですが、どう考えても自分の家には合わないということで、記憶にしっかりと焼き付けておくだけにしておきました。
別館にはカフェも併設されており、窓際の席ならランプと窓の外の特別な風景を同時に楽しめます。今回はカフェには立ち寄りませんでしたが、コーヒー1杯なら600円ですので、今度は愛読書を持ってのんびりしに行くつもりです。
季節ごとに何度もやって来るべき場所
園内には季節の花々が咲いており、このタイミングでは菜の花が終わりかけでしたが寒桜とチューリップが満開で、たくさんのメジロが花の蜜を求めて飛び交う風景を楽しめました。チューリップと桜というのは初めてみたコラボかもしれません。
さらに1月とは思えないポカポカ陽気と波の音。何時間でもここにいたくなるような特別な空気感で満たされていきます。きっと春に来たら、また違う花や鳥が出迎えてくれるのでしょう。あじさい園もあるようですので梅雨時期も違った色を楽しめそうです。
そういう意味では四季ごとに何度も訪れたくなる場所のひとつ。券売所で年間パスポートを販売していましたが、ここに入る前は「誰が何度も来るのだろう」なんてことを思っていましたが、ちょっと年間パスポートを買うかどうか迷っている自分がいます。
だって5,600円で何度も自由に出入りできるんですよ。四季ごとに1回来るだけで元が取れるので、次に行くときには年間パスポートを手にしているかもしれません。ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンはそんな素敵な場所。
ちなみに伊豆高原を観光する際には、城ヶ崎海岸とセットにするのがおすすめ。ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンを利用すれば駐車場代が無料になり、門脇つり橋まで散策コースで約1.2km。断崖絶壁を楽しみながら片道20分の散策をお楽しみください。
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン情報
営業時間 | 9:30~16:00 ※季節により変動あり |
定休日 | なし |
入園料(平日) | 大人(中学生以上):1,500円 小学生 700円 幼児400円 |
入園料(土・日・祝日・シーズン) | 大人(中学生以上):1,600円 小学生 800円 幼児400円 |
住所 | 〒413-0231 静岡県伊東市富戸841-1 |
TEL | 0557‐51‐1128 |
URL | https://nylfmuseum.com |