伊豆高原は風景の美しさが魅力のひとつということもあり、展望台などの景色を楽しむためのスポットがいくつかあります。どこを切り取っても絵になるのが伊豆高原ですが、それでも展望台からしか見えない風景もあるので、自然が好きという人はぜひ訪れてもらいたいところです。
ただ、展望台ならどこでもいいというわけではなく、しかも展望台ごとに見どころが異なります。そこでここでは伊豆高原でおすすめの展望台と、その展望台の魅力について詳しく解説しています。ぜひ伊豆高原観光をするときの参考にしてください。
大室山展望台
大室山には「大室山富士山展望所」と「大室山伊豆大島展望所」の2つの展望スポットがあります。大室山そのものが大きな展望台のようなになっていますが、その2ヶ所からの風景は絶景そのもの。足元には伊豆高原の街が広がっていて、ミニチュアのように見える別荘がここにしかない景色を作り出しています。
おすすめは風の弱い青空の日。天候で見える景色が大きく変わりますので、できるだけ青空が広がっている日に登りましょう。
住所 | 静岡県伊東市池672-2 |
駐車場 | 無料:500台 |
トイレ | あり |
富士山 見晴らし台:伊豆シャボテン動物公園
富士山 見晴らし台はその名前のとおり、天気が良ければ富士山を望むことができる伊豆シャボテン公園内のフォトスポットになります。圧倒的な風景というわけではありませんが、晴天の日に伊豆シャボテン公園に遊びに行くなら、ぜひ訪れてもらいたい展望台になります。
住所 | 静岡県伊東市富戸1317-13 |
駐車場 | 有料:400台 |
トイレ | あり |
小室山リッジウォーク MISORA
小室山リッジウォーク MISORAは相模湾と伊豆半島、富士山など360°の大パノラマを満喫できる展望台です。大室山を含めた伊豆高原を一望できる数少ないスポットのひとつで、小室山山頂にあるカフェのテラスでコーヒーをいただきながら、大自然を感じつつのんびりと過ごすというのがおすすめの楽しみ方です。
ちなみに小室山は歩いて登ることもできます。徒歩でしか見れない景色もありますので、ぜひ自分の足で登ってみてください。
住所 | 静岡県伊東市川奈小室山1428 |
駐車場 | 無料:250台 |
トイレ | なし(小室山の麓にあります) |
門脇埼灯台:城ヶ崎海岸
城ヶ崎海岸のシンボルタワーでもある門脇埼灯台は内部に入ることができ、地上17mまで階段で上がれます。それくらいの高さでも視点が変わってくるため、地上とはまた違った風景を楽しめます。もっとも城ヶ崎海岸はどこに立っても絶景を楽しめるので、いろいろ場所を変えてみるのがおすすめです。
住所 | 静岡県伊東市富戸842 |
駐車場 | 伊東市門脇駐車場 有料:123台(マイクロバス3台) |
トイレ | あり |
宇根展望台
宇根展望台は地元の人だけが知る隠れた展望台です。宇根展望台からは伊豆大島が大きく見えますが、本当の見どころは城ヶ崎海岸側。大室山の噴火でできた城ヶ崎と、その右側にはさらに古い時代の噴火によってできた丘を一望できます。また源頼朝の子である千鶴丸の遺体が流れ着いたとされる「産衣石」も敷地内にあります。
暖かい日にスーパーうわみつじでお弁当とお茶を買って、日向ぼっこをしながらランチするのがおすすめです。
住所 | 静岡県伊東市富戸474 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
扇山展望台
扇山展望台は伊東駅の東3.3km、汐吹公園内にある展望台です。相模湾に向かって展望台が建てられており、初島や伊豆大島はもちろんのこと、富士山や丹沢山系なども望むことができます。公園内では洞穴から潮が吹き上がる、名物の汐吹きを見ることもでき、磯遊びも楽しめます。
住所 | 静岡県伊東市新井487−1(汐吹公園内) |
駐車場 | 無料:25台 |
トイレ | あり |
ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
展望台ではないのですがニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンの入口を入った先に広がる風景は、伊豆高原で最も美しい場所のひとつになります。ミュージアムの入場料を払ってでも見る価値がある美しさですので、城ヶ崎海岸まで行くのであれば、ぜひお立ち寄りください。
住所 | 静岡県伊東市富戸841-1 |
駐車場 | 有料:300台 ※ミュージアム利用で無料 |
トイレ | あり |
青空が広がる日は展望台に出かけよう
伊豆高原には素敵な展望台がいくつもありますが、いつでも美しい景色を見られるわけではありません。やはり重要になってくるのが青空が広がっているかどうか。特に大室山や小室山から富士山を望む場合には、天候がかなり重要になってきます。
伊豆高原観光をするなら、しっかりと天気予報をチェックしてスケジュールを組むようにしてください。ちょっと雲がかかるだけでせっかくの風景の美しさが半減なんてこともあります。とはいえ、雲が広がっているときでも幻想的な風景になることもあります。
基本は晴れた日、晴れているタイミングで訪れてもらいたいのですが、あえて晴れ間を外してみると、また違った気付きがあり、伊豆高原をもっと好きになるかもしれません。もう何度も伊豆高原に来ているという人は、晴れていない展望台にふらっと出かけてみてはいかがでしょう。