車 or 電車、伊豆高原に行くならどっちがおすすめ?

東京から伊豆高原へは「踊り子号」が運行されており、乗り換えることなくゆっくりと旅を満喫できます。でもいざ伊豆高原に到着すると、車がないと行けない場所が多くて「車で来ればよかった」と後悔する人も少なくありません。

そこでここでは、伊豆高原や伊東へのアクセスとして、車と電車のどちらがいいのかについて、詳しく解説していきます。これから伊豆高原への家族旅行の計画を立てているけど、車で行くか電車で行くかで迷っている人はぜひ参考にしてください

目次

車と電車のアクセス方法の比較

まずは車と電車でどれくらいアクセスに差があるのかを見ていきましょう。どれくらいの時間がかかるかは、スタート地点によって異なりますので、ここでは東京の三鷹をスタートしたときにどれくらい時間がかかるか、詳しく見ていきましょう。

車でのアクセス

移動にかかる時間:3時間10分

中央自動車道、圏央道、小田原厚木道路を乗り継いで伊豆高原に行く場合、移動距離は約155kmになり、休憩時間なしなら3時間10分で到着します。実際には休憩をいれたり、渋滞を考慮したりすると、さらに時間がかかる可能性があります。

電車でのアクセス

移動にかかる時間:2時間44分

東京駅に出て踊り子号で伊豆高原に向かう場合、2時間44分で伊豆高原に到着します。この場合の交通費は5,170円になり、往復で1万円以上かかります。踊り子号を使わず乗り継ぎで伊豆高原に向かうことも可能ですが、それでも片道2,990円で、時間帯にもよりますが3時間10分ほどかかります。

伊豆高原に車で行くメリット・デメリット

単純に移動のスムーズさをかんがえると、電車よりも車で行くほうが良さそうですが、実際には車で行くことによるメリットもあるため、単純に「電車のほうがいい」というわけではありません。そこでここでは、車で伊豆高原に行くメリットとデメリットそれぞれについて解説していきます。

メリット

  1. 移動の自由度が高い:車を使えば、自分のスケジュールに合わせて自由に移動できます。伊豆高原周辺の見どころを自分のペースで探索できるのでストレスなく楽しめます。
     
  2. 立ち寄りスポットへのアクセス:伊豆高原へ向かう途中や周辺には、美しい景観、温泉、グルメスポットなど魅力的な立ち寄りポイントが多数あります。車があれば、これらの場所に気軽に立ち寄れます。
     
  3. 荷物の扱いが楽:大量の荷物やアウトドア用品を持っての旅行でも、車であれば荷物の移動が容易です。特に家族連れやグループでの旅行には便利です。
     
  4. 個人の空間を保てる:自分の車内では、プライベートな空間を保つことができます。音楽を聴いたり、会話を楽しんだりすることができ、移動そのものが旅の楽しみの一部になります。
     
  5. 遠隔地からのアクセス:伊豆高原は東京や名古屋などの大都市からはアクセスしやすいのですが、電車の接続が不便な地域からの訪問者にとっては、車が最適な選択肢となることもあります。
     
  6. 時間の柔軟性:電車では発車時刻に縛られますが、車であれば出発時間を自由に設定できます。また、早朝や夜間など電車の運行が少ない時間帯でも移動が可能です。
     
  7. ペットと一緒にお出かけできる:車があればペットと一緒に伊豆高原を楽しめます。伊豆高原は犬が泊まれる宿も多く、車ならそれらの宿にアクセスしやすいといったメリットもあります。

デメリット

  1. 渋滞:伊豆高原は人気の観光地であり、特に週末や祝日、観光シーズンには道路が渋滞することがあります。渋滞に巻き込まれると、予定していたスケジュールが遅れてしまい旅行を満喫できなくなります。
     
  2. 駐車場の問題:観光地や人気のスポットでは駐車場が満車になることがあり、場合によっては遠くの駐車場に停めて移動する必要が出てくるかもしれません。また、駐車料金がかかる場合もあります。
     
  3. 運転の疲労とストレス:長時間運転することは体力的に疲れるものです。特に観光を楽しんだ後の運転は、注意が必要です。しかも知らない場所の運転ですので、ストレスもかかります。
     
  4. コスト:高速道路の利用料金、ガソリン代、駐車料金など、車で移動する場合にはさまざまなコストがかかります。特に、遠方からの場合、これらのコストは無視できないレベルになることがあります。
     
  5. 運転手が飲酒できない:あたり前のことですが車での移動がメインですと運転手が飲酒できません。宿の近くに飲食店がない場合には、車で移動することになりますが、その場合にお酒を飲みたいのであれば、タクシーもしくは代行を使う必要があります。

伊豆高原に電車で行くメリット・デメリット

伊豆高原にアクセスしやすいのは明らかに電車ですが、もちろん電車にもデメリットがあります。どのようなデメリットがあるのか、デメリットと合わせて見ていきましょう。

メリット

  1. リラックスして移動できる:電車では、運転の必要がないため、移動中に読書をしたり、音楽を聴いたり、景色を楽しんだりと、リラックスして過ごすことができます。
     
  2. 渋滞の心配がない:伊豆高原は特に週末や長期休暇中は観光客で混雑することがありますが、電車なら渋滞に巻き込まれる心配がありません。
     
  3. 環境に優しい:公共交通機関を利用することは、個人車を利用する場合と比較して、一人あたりのCO2排出量を減らすことに繋がります。
     
  4. 駐車場の心配が不要:特に観光地では駐車スペースが限られていることが多く、高い駐車料金がかかることもありますが、電車を利用すればそのような心配が不要です。
     
  5. アクセスが良い:伊豆高原駅は伊豆半島の中心に位置しており、伊豆高原の各観光地へのアクセスが便利です。また、東京からのアクセスも良好で、直接伊豆高原へ行ける特急列車も運行されています。
     
  6. 旅行プランが立てやすい:電車のダイヤはあらかじめ決まっているので、計画を立てやすく、時間管理がしやすいというメリットがあります。

デメリット

  1. 移動の制約:電車のスケジュールに依存するため、時間に制約が生じます。また、伊豆急は電車の本数が限られており、スムーズな移動が困難になることがあります。
     
  2. アクセスの限界:電車で行けるのは駅周辺のエリアに限られます。伊豆高原のような広いエリアでは、駅から離れた観光スポットや宿泊施設に行くには、追加でバスやタクシーを利用する必要があります。
     
  3. 荷物の不便さ:多くの荷物や大きなスーツケースを持っての移動は、電車では不便に感じることがあります。特に乗り換えが多い場合や混雑している時は、荷物の移動が大変です。
     
  4. プライバシーの欠如:電車内では、他の乗客との距離が近くなります。プライベートな空間を確保するのが難しく、小さなお子さんと一緒に旅行する場合にはストレスを感じることがあります。
     
  5. 料金:特に特急列車を利用する場合、料金が高くなることがあります。グループや家族での旅行では、車の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

結局のところ車と電車はどちらがおすすめ?

車も電車もデメリットがあり、どちらも一長一短となると、どちらを選べばいいかで迷ってしまいます。結局どうすればいいのかわからないという人もいるかと思いますので、ここでは車と電車、それぞれどのように使い分ければいいのかご紹介していきます。

伊豆高原に車で来たほうがいいケース

  • 小さなお子さんがいる
  • 行きたい場所が点在している
  • 大人数で旅行する

伊豆高原に来るまで来たほうがいいのは、小さなお子さんがいるケースで、長時間の移動にお子さんが耐えられそうにないなら、周りに迷惑をかけてストレスにならないためにも車が適しています。また伊豆高原で行きたい場所が点在している場合も、スムーズに移動するために車が最適です。

また、1〜2人なら車は割高になりますが、4人以上いるなら電車で移動するよりも安くなることもあります。家族や友人など、大人数で移動する場合には車でのアクセスを検討しましょう。

伊豆高原に電車で着たほうがいいケース

  • お酒が好きな仲間と旅行する
  • 限られた時間を有効に使いたい
  • 長時間の運転に慣れていない

伊豆高原に電車で来たほうがいいのは、やはりお酒を飲みたいという人たちです。昼も夜もお酒を飲んで会話を楽しみたいというのであれば、誰もがまんしなくていい電車がおすすめです。また帰宅時間が決まっている場合や行きたい場所が多い場合などもスケジュール通りに移動できる電車が最適です。

また、長時間の運転に慣れていない人だと事故のリスクもありますし、何よりも旅がストレスになってしまいます。それを回避するにはやはり電車でのアクセスがおすすめです。

電車でアクセスしてレンタカーという選択肢もあり

ここまでの説明で、自分が電車で行けばいいのか、それとも車で行けばいいのかなんとなくイメージできたかと思います。せっかく旅行のプランが決まりかけたところ申し訳ないのですが、もうひとつの方法を提案させてください。

それは電車で伊東や伊豆高原までアクセスして、そこでレンタカーを借りるという方法です。この方法なら途中の道での渋滞もなく、伊豆高原での移動も自由になります。往路の電車でお酒を飲むことはできませんが、復路はゆっくりお酒を飲んで移動できます。

伊東や伊豆高原でレンタカーをするときのショップ情報を掲載した別記事がございますので、ぜひそちらも参考にしてください。

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