伊豆高原のホテルはどのエリアがおすすめ？目的に合わせたホテル選びのコツ

2024年3月14日

伊豆高原へ旅行に行くときに悩ましいのが、どのエリアのホテルを選べばいいかということですよね。伊豆高原駅周辺が便利なのか、それとも大室山周辺の静かなエリアがいいのか。はじめて伊豆高原に行く場合には迷ってしまってホテル選びに失敗することも珍しくありません。

そこでここでは、目的やアクセス方法に合わせて、どのようなエリアが適しているのかについてご紹介していきます。家族や友人と伊豆高原旅行を計画しているけど、ホテルが多すぎて決めきれないという人は、ぜひ参考にしてください。

電車でアクセスするなら伊豆高原駅エリア

伊豆高原に踊り子号などの電車でアクセスするなら、伊豆高原駅から徒歩圏内のホテルがおすすめです。その理由は下記の4つ。

伊豆高原は車がないと移動がかなり大変で、大室山や城ヶ崎海岸といったメジャーな場所ならバスで移動できないこともありませんが、本数がそれほど多くありません。このため電車で伊豆高原に行くなら、移動しやすい場所を拠点にするのがベスト。

そういう意味で、バスの拠点にもなり、レンタカーやタクシーも多く、レンタサイクルもある伊豆高原駅エリアをおすすめします。しかも周辺に飲食店が多く、宿から歩いて食事に行けるといったメリットもあります。また、踊り子号が停まるので、東京からアクセスしやすいというのもおすすめの理由になります。

ちなみに伊豆高原に行くときに電車と車で迷っている人向けに別記事があります。

車で伊豆高原にアクセスできて、なおかつ静かな時間を過ごしたいというのであれば、大室山や一碧湖といったエリアがおすすめです。車がないと不便なエリアなので騒がしくする人も少なく、そして別荘地でもあるので隠れ家のような飲食店があちこちに点在しています。

また、立地によっては相模湾を一望できたり、小鳥のさえずりで目が覚めたりするなど、伊豆高原らしいゆったりとした時間を楽しめます。夏場も陰になりやすく、心地よい風が吹くといったメリットもあります。少し早く起きて一碧湖を散策すれば、タイワンリスなどに会えるかもしれません。

ちなみにタイワンリスは特定外来生物なので、餌付けはしないように注意してください。

ダイビングや磯遊び、ジオパークでの散策など、海でのレジャーを楽しみたいという人は、城ヶ崎海岸エリアがおすすめです。城ヶ崎海岸エリアのホテルやペンションなら、海まで歩いていくこともできるので、時間帯ごとの風景を楽しむことができます。

釣りをするという場合には、城ヶ崎海岸エリアから富戸や川奈の海沿いの宿も選択肢に入れましょう。城ヶ崎海岸も絶好の釣りスポットですが、人が多いのでのんびりできないという人もいるかと思います。富戸方面の海なら知る人ぞ知るスポットになっており、自分のペースで磯釣りを楽しめます。

ちなみに城ヶ崎海岸エリアも飲食店が多く、ジャンルも幅広く揃っています。宿に車を停めてお酒を飲みに行くことも可能ですので、お酒好きという人にもおすすめです。

伊豆高原にも温泉はありますが、そのほとんどがホテル内の温泉となっており、あまり自由に出入りができません。このため、伊豆高原に行く目的が温泉というのであれば、伊東か赤沢温泉エリアに宿泊するのがおすすめです。

伊東と伊豆高原は離れているというイメージがあるかもしれませんが、車があれば30分程度で移動できますし、電車やバスで移動することも可能です。飲食店が多いのは伊東で、海辺の風景を楽しめるのが赤沢温泉になります。それぞれに魅力がありますので、1泊ずつするというのもいいかもしれません。

ちなみに赤沢日帰り温泉館は、入れ墨やタトゥーをしている方でも入湯可能となっています。基本的には他の温泉では入れ墨・タトゥーはNGとなっていますので、気にせず入浴したい方は赤沢温泉を選ぶか、温泉付きの部屋のあるホテルを選びましょう。

とにかく予算がなくて、安く泊まりたいというのであれば、エリアを決めずに「素泊まり宿」で探してみましょう。伊豆高原の宿で1泊2食付きとなると2万円以上が相場になりますが、素泊まり宿であれば8,000円以下でも泊まれます。

ただし素泊まり宿もピンからキリまであり、同じような料金であっても、満足度が大きく異なります。利用するときは必ず口コミの内容をチェックしたうえで、宿泊先の絞り込みをしてください。また素泊まり宿であっても朝食を付けられる宿もありますので、朝食を食べたい人はそのような宿がおすすめです。

朝ごはんをどこかに食べに行くとなっても、朝から開いているお店は限られますし、いきなりお休みになったりすることもあります。そういうときにコンビニで朝ごはんを買うなんて残念なことにならないように、朝食をリーズナブルな料金で付けられる素泊まり宿を選びましょう。

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